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建築部勉強会
弊社では、毎週水曜日の16時から工事担当者が勉強会を開催しております。
昨日の講師はベテランの佐藤でした。
テーマは自身が先月担当した現場を例に挙げ、
「営業担当者から現場を引き継いだ際、
渡された見積書と現調時の写真を見て、
作業計画を検討する上でどんな安全配慮をすべきか?」
というものでした。(工事担当者は現場未訪問)
工事内容は「幹線道路に面する大型レストランの
屋根改修工事(カバー工法)及び軒樋交換」で、
工事は営業中に行われました。
各自、見積書と現調写真を見て、
まずは「どんなことが起こり得るか?」考えて発表しました。
・第三者を巻き込む負傷事故
・一般駐車車両への被害
・雨天時の店内への漏水
などの意見が出ました。
次に「それに対して、どんな対策をすべきか?」考えました。
・適切な位置に警備員を配置
・看板やカラーコーンで注意喚起をする
・作業員とお客様の動線を分ける
・お客様の動線を考え、入口の作業計画を立てる
・塗料の飛散防止のため、ローラーを使用してもらう
・ルーフィングを一日で施工する
・樋を外した際の雨漏り対策を行う
などの意見が出ました。
佐藤自身が特に気にかけたことは、
・第三者被害
・工事中の雨漏り対策
・樋を撤去している間の入口の養生
だったそうです。
経験年数や現場担当数、また、どんな現場を担当したかなどによって、
知識や視点や気づきは違って来ると思います。
ただ、現場で事故や災害を絶対に発生させてはいけません。
この度のような勉強会や日々のコミュニケーションを通じて
知識や経験の共有を行い、安全な現場づくりに努めて参ります。